2022年4月6日、欧州組はYahoo!ニュースと別れを告げることになりました。(大げさ)
スマホやPCを開いてニュースをチェックしない限り、日本のニュースはなかなか耳に入ってこない海外在住組にとってショックな出来事でした。
とはいえ、EUおよびイギリスからのアクセスができなくなっただけ。
ですから、VPNを使えばYahoo!ニュースは簡単に見ることができます。
今回は、我が家が使用しているNordVPN について書いていきます。
VPNってそもそも何?
VPNとは、Virtual Private Networkの略称です。
使用する端末とアクセス先のサイトの間にVPNを使用することで、通信を暗号化することが可能。
例えば、外のフリーWi-Fiを使ってSNSをしたりネットショッピングをする人などは、VPNを使って情報を抜き取られないようにする自衛が必要です。
もっとも、家のWi-Fiでさえ安全とは言い切れません。
クレジットカードの番号や銀行口座情報を抜き取られたり、仕事の大事な情報を抜き取られる可能性さえあります。
もともと、VPNはこのようなリスクを回避するために利用されていたもの。
決してYahoo!ニュースを見るために作られたわけではありません(当たり前)。
我が家のVPNの導入きっかけは子ども向け番組
最近はNetflixも頑張ってくれているので、ドイツにいても見られる日本の作品が増えてきました。
日本では見ることができないジブリ作品を全てドイツのNetflixで見られるのはありがたい。
それでも、見たいものはまだまだあります。
我が家はNetflixの契約をしていますし、私は日本のAmazon primeにも入っています。
だから、VPNを使って日本の中継サーバーを選択することで、Netflixの日本版が視聴可能。
日本のAmazon prime videoにもつなげることができるんです。
Tverも見れるので、関西のお笑いを見たいときには重宝しています。
日本のプログラムがたくさん見れるAmazon Prime Videoは下のリンクから登録できます。
まずは無料でお試しを。
日本のアプリも使いたい我が家の場合
私が使っているiPhone、MacBookとiPadは、夫のファミリーメンバーとして登録されています。
(ドイツで夫と結婚したことによって、いろいろなサービスを共有するためにファミリーメンバーの設定をすることに。すると今までのように私のAppleIDの国設定が日本のままだとファミリー登録できないので、国設定をドイツに変えました。国設定は簡単に変えられますが、日本からドイツに戻すたびに夫が面倒臭そうなので、もともと持ってたAppleIDはドイツ設定のままにすることにしました。)
そして、私が持っている2台のiPadのうち1台を子ども用(勝手には使わせませんが)にしています。そのiPadは、新しく取得した日本のAppleIDと紐づけています。
このタブレットは常時、NordVPNをONにして日本のサーバーに接続しています。
子どもたちはこのタブレットでAmazon prime videoなどの動画を視聴。
そして、日本のAppleIDでないとダウンロードできない「こどもチャレンジTV」などもこのタブレットに入れ、日本語専用タブレットにしています。
VPNを海外のものにした理由
VPNには大きく分けて、(日本)国産と海外産のものがあります。
国産VPNのメリットは、海外産のVPNに比べてNetflixなどの接続拒否に合いにくいこと。
NetflixやAmazon primeのような大手のビデオオンデマンドは、VPN経由のアクセスを嫌い、定期的にアクセス拒否をしています。
NordVPNのような有名なVPNはこの時にアクセス不可になることがあります。
しかし、国産VPNは母数が少ないからなのか、あちらに見つかりにくいようです。
国産VPNの中には、日本の固定IPアドレスをもらえるものもあり、この場合はさらに接続拒否のリスクは下がります。
また、国産なだけあって、サポートも日本語で受けられるのも便利ですよね。
ですが、国産のVPNは海外大手のVPNに比べるとスペックは劣ります。
また、コスパもそれほど良いと言えないのが難点…。
私は日本、夫はドイツに繋げたい
前述したNetflixなどのビデオオンデマンドやYahooニュースのためだけでなく、私が日本のVPNにつなぐ機会は他にもあります。
私はときどきお小遣い稼ぎ程度に少しばかりの記事執筆をすることがあります。その時に使用するWordPressは、先方のセキュリティ事情により日本国内からのアクセスに限定されています。
その記事を執筆する時に、参照する情報源が日本国内のみのアクセスに制限されていることも。
ある時は、子どもに「ゲゲゲの鬼太郎」の歌詞を知りたいと言われ検索したことがあります。
検索して1番上に出てきた「歌ネット」という歌詞検索サービスを使おうとすると、ドイツからは利用不可でした。(ほかの歌詞検索サービスは利用可)
こんな時も、日本のVPNサーバーに繋げられるのは便利です。
これだけなら国産のVPNにすれば良いのですが、夫が日本にいる場合は事情が変わります。
休暇を日本で過ごしている時でさえ、緊急の仕事が入れば、夫はPCを使って対応することがあります。
そんな時、ドイツのVPNサーバーを経由しないと、夫が職場のネットワークに入ることはできません。
夫もVPNを使うことを考えると、セキュリティやスピードなどを含めたスペックが高い海外のVPNを選択する以外ありませんでした。
そして、我が家はNordVPNを選びました。
NordVPNはどんな感じ?
NordVPNは、海外産のVPNを調べるとまず目にする名前です。
パナマに本拠地があり、高度なセキュリティーとサービスを提供していることで有名です。
59ヶ国に5,600台ものサーバーを持っているので、最適なサーバーを選んで接続してくれます。
ここのアカウントを1つ持っていれば、6台のデバイスを同時接続することが可能。
家族全員が複数のデバイスでVPNを使う必要がなければ、これは十分な台数です。
私はスマホとPC、タブレットには全てNordVPNのアプリを入れています。
必要な時には、アプリを起動して接続したい国名やサーバーをクリックするだけで簡単に接続可能。。
私は、空港などの外のフリーWi-Fiを使う時にも、必ずNordVPNに繋げています。
30日間の返金保証あり
NordVPNは、無料期間はありませんが、30日間の返金保証があります。
公式サイトで「30日間無料トライアル」と記載されていますが、実際は「返金保証」です。
契約してから30日以内なら返金のリクエストをすることにより返金されます。
ほかのVPNでは無料体験できる期間があるものもあります。
けれど、私は口コミや評判をしっかりと確認した上で、最初から無料体験なしのNordVPNにしました。
契約してもサービスに不満があれば返金してもらえるのですから、思い切って2年契約をしました。
結果的にNordVPNの動作には満足しているので、これで良かったと思います。
契約するなら2年がお得
1ヶ月プラン | 1年プラン | 2年プラン | |
スタンダードプラン | 1,650円 | 月額630円(40%お得) *最初の1年は7,560円 | 月額530円(49%お得) *最初の2年は12,720円 |
プラスプラン | 1,780円 | 月額760円(43%お得) *最初の1年は9,120円 | 月額670円(50%お得) *最初の2年は16,080円 |
コンプリートプラン | 1,970円 | 月額950円(54%お得) *最初の1年は11,400円 | 月額860円(59%お得) *最初の2年は20,640円 |
NordVPNにあるのは、スタンダードプラン、プラスプラン、コンプリートプランの3つのプラン。
スタンダードプランには「安全かつ高速なVPN」「マルウェア保護」「トラッカー&広告ブロッカー」がついています。
上位のプランには情報漏洩スキャナーやパスワード管理アプリなどがついています。
しかし、これらはすでにお使いのデバイスに標準搭載されているはずです。
ですので、よっぽど超高度なセキュリティや1TBのクラウドストレージなどが必要でなければ、スタンダードプランで十分。
私もこのプランで満足に使えています。
契約は公式サイトからがおすすめ
NordVPNは、GooglePlayからでもApple Storeからでも契約することができます。
しかし、この場合には2年プランの選択はできません。
しかも、30日以内の返金保証を使いたい時にも対応していません。
2年プランを使いたい、万が一に備えて30日以内返金保証も欲しい、という人は公式サイトから契約をしてください。
支払いには各種のクレジットカードのほかにもPayPalが使えるので便利です。
海外のVPNですが、困ったことがあればライブチャット、メール、チケットシステムを使ったサポートも24時間年中無休で受けられます。
ライブチャットではチャットBotが日本語で対応してくれますし、オペレーターに繋がった時も自動翻訳されるので安心できます。
NordVPNも日本語教育に一役買ってくれている
NordVPNを使うようになってから、子どもたちが見るテレビがもっぱら日本語の番組になりました。
ドイツでも見れないことはないのですが、やはり量が違います。
普段は私の日本語しか聞くことのない子どもたちにとって、テレビから得る語彙はとてつもなく多いです。
テレビは会話のキャッチボールにならないから教育には悪い、なんて話も聞きますが、私はテレビを見せる派です。
我が家がどんな番組を見せているのかは、こちら。
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