ドイツと言えば、ビール・パン・ソーセージ。
コーヒーも美味しいと評判ですが、残念ながらわたくしはコーヒー飲むと気分が悪くなる人。
頑張ってカプチーノ、あるいはカフェオレ(ドイツではミルクコーヒー)です。
そしてビールも飲まないし、パンも食べない。
何のためにドイツにいるのかわからないくらい、ドイツの飲食に馴染みがありません。
しかし!
そんなドイツで頑張って生きている私の強い味方、TeeGschwendner。
今日は大好きなお茶屋さんのお話です。(お茶屋はお茶屋でも、茶葉屋さんです)
サービス地獄のドイツで光る、TeeGschwendnerスタッフの素晴らしさ
ドイツってねぇ、サービスひどいですよねぇ……。
愛想がないとかそんなレベルじゃなく、仕事しないレベルの店員も少なくない。
病院やクリニックなんかも、どれだけ医師が良かろうが、受付がゴミのようなこともたびたびあります。
あぁ、病院やクリニックのスタッフで傷ついても、その後に薬局に行く人はまだマシです。
なぜか薬局の人(薬剤師)はどこであっても、揃いも揃って、みんな優しいです。
病院・クリニックで傷ついた心は、薬剤師さんが癒してくれる謎のシステム。
それがドイツです。
話が逸れました。
TeeGschwendnerってね、店員さんのレベルが高いんですよ!
傾聴力と対応力が半端ない
TeeGschwendnerに入ると、茶葉の香りでまず癒されます。
店内には、ティーカップやティーポット、すでに包装された茶葉が陳列されています。
でもそこに希望のものがなかったり、店員さんに相談したい場合にはそのままレジに並びます。
ハローと、気軽に挨拶をしたら、店員さんとのトークスタート。
- どんな時に飲むのか
- 温かくして飲むのか、冷やして飲むのか
- 普段はどんなお茶を好むのか
- アロマ入りがいいのか
- 誰が飲むのか
この辺りを話していくと、店員さんがおすすめの茶葉を出してくれます。
先日買いに行った時は、子ども用の冷たいお茶が欲しかったので、
- 学校の保冷の水筒に入れる
- 冷たくして飲んで美味しいもの
- 少しフルーティな感じ
- 子ども用
ということを伝えて、レモン風味のルイボスティーを薦めてもらいました。
もともと温かいルイボスティーは飲んでいたのですが、今回はアイスティー用の茶葉として売られていたものを買いました。
我が家の夏のお茶は2種類
今回初めて買ったルイボスティーの他にも、我が家の夏に登場するのが紅茶のアイスティー。
普段から夫は紙パックのアイスティーを愛飲しているのですが、糖分がすごく気になります。
そして、夏場は飲む量も増えるので、夏になると紅茶のアイスティーも自家製になります。
ルイボスティーも紅茶のアイスティーも、作り方は簡単です。
ティースプーンに5、6杯ほどの茶葉を200mlの熱湯に入れて、規定時間抽出。
その後、抽出した濃いお茶に冷たい水を追加して1Lにするだけ。
ルイボスティーは煮出さないと栄養が出ないとかなんとか聞きますが、気にしません。
煮出して、冷まして、なんてしている時間も労力もないんですから。
冬には1人でお茶祭り
TeeGschwendnerにはかなりの種類のお茶があるので、お気に入りになるお茶もたくさんあります。
普段からお茶はかなり飲むのですが、最近はティーバッグのお茶もおいしくなってきましたね。
TEEKANNEのKaribische MangoやSpanish Orange、Italian Lemonなんかもしょっちゅう飲んでいます。
上記のシリーズは、何も加えなくても甘めです。
知らなかったんですが、TEEKANNNEはポンパドールというブランド名で日本でも買えるんですね。
Amazonのレビューもなかなかの高評価です。
茶葉から淹れる時、茶葉の大きさが問題
数年前に夫が、200ユーロ以上する立派なMonoのティーポットを買ってくれました。
冬にもお茶が冷めないように、ティーキャンドルを灯せるタイプの立派なものです。
これはTeeGschwendnerで買ってくれたのですが……、
茶葉が細かいものの場合、結構な量が茶漉しの隙間から落ちます!!
ティースプーンから茶葉を茶漉しに入れる時も。
お湯をティーポットに入れる時も。
え、何万円もするティーポットがコレ……!?
その時のショックといったらありません。
やっぱりHarioは優秀
もともと私は、Harioのティーポットを持っていました。
Monoと比べてみて、やはり日本企業の製品は細部まできめ細やかでいいなぁ、と思ったものです。
茶漉しの編み目が細かく、茶葉は全く落ちません。
とは言え、Harioのティーポットもドイツで買ったんですが。
夫が買ってくれたMonoのティーポットは大容量なので、お客さんが来た時にはそれなりに活躍。
しかし、茶漉しは使い物にならないので、結局紙のフィルターに茶葉をいれて使います。
TeeGschwendnerは紙のフィルターも売っているので、お店に行ったらこれも毎回買っています。
そう言えば前回お店に行った時は、隣で店員さんと喋っていたおばあさんが、
「茶葉が大きめのやつ」というなんとも大雑把な注文をしていました。
気持ちは大変よくわかります。笑
日本のカフェ、茶葉を漉しておいてくれませんか
お茶党と言いながら、私はドイツのカフェではカプチーノやカフェオレを頼むことが多いです。
なぜなら、ドイツのカフェではお茶を頼むとティーバッグで出てくるから。
色気も雰囲気もなにもあったもんじゃありません。
しかも、ティーカップには白湯が入った状態で、ティーバッグは横に添えられて出てきます。
希望の種類もない、そのくせ結構なお値段するので、もう諦めています。
一方の日本。
カフェで紅茶を頼むことが多いのですが、茶葉を使っているところがほとんどですよね。
嬉しいんですが、どうしてほとんどのカフェで茶葉を漉しておいてくれないんでしょう。
よく「砂時計が落ち切ったらお飲みください」とか言って砂時計と共に提供されますよね。。
だったら、砂時計が落ち切ったら茶葉を漉して持ってきてください……!!
ポットで提供されることが多いので、2杯目3杯目と飲めそうですが、茶葉が置き去りのせいで苦くなって飲めません。
茶漉しを取り出せるタイプのティーポットならまだしも、網(?)を上から茶葉に押し付けて出すタイプのティーポットは、何なんでしょう。
お湯の量も減っているわ、残ったお湯は茶葉に浸り切っているわで、あのタイプのティーポットはカフェでは使わない欲しいです。
苦い2杯目を飲むくらいなら、ティーカップの提供で構わないので美味しい1杯が飲みたいです。
TeeGschwendnerはPAYBACKポイントも貯まる&使える
ドイツ在住者はほとんどの人が持っているPAYBACKカード。
TeeGschwendnerは店頭でもオンラインでもPAYBACKカードのポイントが貯まります。
PAYBACKのアプリではよくポイント7倍や10倍のキャンペーンもしているので、茶葉の買い時はこのタイミング。
そしてポイントを使いたければ、店頭で店員さんに言うだけでOK。
PAYBACKポイントを上手に使って、美味しいお茶を飲んでくださいね。
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