今回はドイツのMünzservice(コインサービス)について。
溜まりに溜まって、もうどうしたらいいのとばかりに増え続ける小銭。
これをこの機械に入れると、総額分のお買い物券(レシート)が出てくるサービスです。
その機械が設置されているお店でのみ使えるお買い物券ですが、あるとないとでは大違い。
お財布や貯金箱を軽くするために、一度使ってみてはどうでしょう?
ドイツって意外と…現金がないと不便!!
2014年に夫家族が日本旅行をした時には、「日本は現金払いのところが多いなぁ」なんて夫家族から文句が聞かれましたが、もはや形勢は逆転です!
2022年に日本に一時帰国した時には、どこもかしこも電子マネー。すごい。
一方のドイツは、スーパーや服屋さんなんかではスマホやアップルウォッチでピピっとお支払い。
カフェもレストランも…と言いたいところですが、小さなお店はカード(デビットカード)の取り扱いをしていないところも多いです。取り扱っていたとしても、カードを読み取る機械の故障も割とあります。
カードが使えたとしても最低利用限度額が設定されていたりするのもドイツならでは。
自販機では使えるコインや紙幣の額面が限られていることも。
自販機で使えるコインを持っていない時は、勇気を出して周りの人に両替してもらえないか聞いてみるのもアリですよ!
ドイツのおばちゃんやおばあちゃんは無愛想に見えても親切な人が多いです。
"Können Sie mir Geld wechseln?(両替できますか?)"と目を見ながら「Bitte感(お願い光線)」を出して聞いてみると、おばちゃんたちは動いてくれます。なんならそのおばちゃんは無理でも、その周りにいる無関係のおばちゃんが動いてくれます。
そして、ドイツ版青空市場の「Markt」も現金支払いのところばかり。
そのため、お肉や野菜をどっさり買うには、それなりの金額を一応お財布に入れておくことになります。
現金支払いを求められても、高額紙幣での支払いは拒否されることもあります。
やたらと増える小銭
お財布が重くなると小銭を家に置いておき、その小銭があれば使えたはずの金額を大きな紙幣で払い、また小銭が増える、悪循環。
我が家の溜まった小銭をわっせわっせと持ち運び、今回はスーパーマーケットReweに備え付けられた機械で精算してきました。
Münzserviceに小銭を入れる
以前は機械に1セントコインと2セントコインは受け付けません、と書かれた張り紙がありました。
しかし、今回は1セントコインのみ不可になっていました。
最初は「受け付けないコインがあるということは、それらを分けてからまた持ってこないといけないのか」なんて思っていましたが、大丈夫。そんなんことをしなくても、機械がちゃんと(?)弾いてくれます。
丸い穴が開いたお皿のような部分に小銭をジャラっと置き、ならすように右の方向へスーッと流します。
すると、右側の隙間から小銭が落ちていきます。
一方、受付不可となっていた1セントコインは下の取り出し口に溜まっていきます。
少しくらいもたついても、ある程度は機械は待ってくれてますから焦らずに。
一定期間こちらが動作をしないと小銭投入が終わったと判断されます。
そして、入れた小銭の種類と枚数、合計金額が印字されたレシートが取り出し口から出てきます。
そのレシートは機械が設置されているお店(今回はRewe)でクーポン券として使えます。
お買い物のあとの支払い時に提示しましょう。
受付不可とされたコインの取り出しも忘れずに!
結局1セントコインはどうする問題
私は今回のこのこと戻された1セントを持ち帰ってきました。
みなさん、溜まった1セントコインはどうしていますか?
私、いいこと聞いたんですよ。
1セントを大量にお釣りとして使うパン屋さんやマルクトのお店で「1セントコイン両替しませんか?」と聞くと「よろこんで〜」と言われることも多いから聞いてみるべし!
確かに、これらのお店では支払う時に頻繁に「あと〇セントない?」って小銭を求めらますよね。彼らは小銭(しかも小さいの)が欲しいんですって!
1セントコインをパン屋さんで両替してもらう作戦。
周囲のお客さんの目はちょっと気になるので、人波が切れた時に試してみようと思います。
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